UP to YOU

2007年12月21日

温暖な小田原も寒くなってきました、 今年もあとわずかですね。
一つの区切りだった15年目の星ヶ山も、うすぐ終わろうとしています。
星ヶ山jは今年少し大きな挑戦をしました。
星ヶ山がキャンプ場からスタートしたということを知っていますか?挑戦とは、自然や保養のイメージが尾を引いていた宿の名称「ナチュラルリゾート」を「離れの宿 星ヶ山」へと改称した事です。
 一棟一棟が独立して建てられた客室の内装は、ホテル並みの設備が備わっています。大人でも、子供でも、お客様一人ひとりの楽しみ方で自然を楽しんでもらいたい、そのことが伝わるような名前にしたいと言う
オーナーの希望からでした。
 ナチュラルリゾートの方が健康的でいいんじゃない?? イメージと違うんじゃない・・そんな批判も耳にしました。
不安と希望で出発した2007年でした。しかし、そんな不安は徐々に無くなりました。そして、変化もありました。
時代とともに旅行の形態が変わったせいもあるのでしょうが、「離れの宿」になってから 小さい子を連れた家族連れが減ったような気がします。そして、増えたのが、年配の女性のグループ、年配の男性だけのグループ、
年配のご夫婦、同窓会のようなメンバー、趣味のメンバーの集まりなどの利用でした。、

離れの客室では、隣に気兼ねなく夜遅くまでおしゃべりをしている女性たち、
趣味の楽器を持ち寄って、演奏を楽しんでいるバンドグループ、
昼間は勉強会とお茶べり、夜は夕食の心配をせづリラックスタイムの奥様達 など・・・、
ご利用のお客様が、私たちに宿の利用方法を教えてくれました。
 部屋には露天風呂を増設し、一日ゆっくり風呂三昧のご夫婦、
手をとりエスコートするご主人に、うれしそうに微笑みながら散策している老夫婦、向かい合って、おしゃべりをしながら夕食を楽しんでいるご夫婦、名前を変えたことで、素敵なカップルや、若いときのように男同士、女同士で時を分かち合う年配グループを発見する一年でした
また来年、充実した大人の時間をお楽しみいただける、お手伝いができると良いなぁ~

The way staying at Hosigayama is up to you   


Posted by hosi at 17:50Comments(0)

また来年

2007年12月13日

落ち葉の降り積もる12月、客室に三つ目の露天風呂ができました。ダークグリーンの信楽焼きの浴槽がが晩秋の星ヶ山の風景にぴったりです。
日中の日差しはまだ暖かな、先週末9日、10日、星ヶ山の一年を締めくくる 恒例のイベントがありました。名称は「星ヶ山クリスマスパーティー」ですが、15年間、星ヶ山をこよなく愛してくださった方たちへの感謝の二日間です。
 2部構成で行なわれたパーティーの第一部は、当館を 常宿としてご利用いただいているリピータの方々への一日。
第二部は 愛すべき地元の人達や、常日頃、支援してくださっている皆さんとの一日でした。美味しい料理と楽しい一時を、オーナーとスタッフからのプレゼントとして、楽しんでいただきました。
初めてこのパーティが行なわれた時、騒ぎ回っていた子供たちが親となり、その子供を連れて来られた方、巣立っていった子供たちの事を思い出しながら、再び、夫婦二人暮らしになって来られたご方々、こんな小さな星ヶ山に、15年の歴史が刻まれていました。
二日間のメインはやはりお料理です、星ヶ山オーナー二代目であり、料理部門チーフのプロデュースによる洋食と、和食部門担当の元寿司職人の本格握り寿司は、スタッフの分が危ぶまれるほどの人気でした。そして、今年のハイライトは、まだ珍しい人形のパフォーマンスショーでした。
人形を人形として扱わず、人形の体を借りて自分の心や 情景をを注ぎ込み表現した、ダンスと言うよりバレーと言ったほうがふさわしいショーです。私たちが知っている人形劇とは違った、人形劇の世界に新しい息吹を吹き込む物になるのではないでしょうか・・・・
その人形使い師 ソロドールTAKI・・・いつか大きな舞台に立つための第一歩が 星ヶ山のステージであることを祈っています。

星ヶ山のパーティーを飾ったのは料理とショーだけでは有りません感謝の気持ちを手作りで返したいと、寝る時間を削って作ったオーナー手作りのクリスマスリース

ポットラックパーティーのように、お客様たちが持ち寄ってくださった クリスマスフラワーや デコレーション、オーナメントが
スパイスとなってこのパーティーを よりいっそう輝いたものにしてくれました


2時間と言う短い一時でしたが、多くの人たちとの再会の喜びと、また来年ここで会おうと言う希望をもって皆さん無事お帰りになったことと思います。
ここで一句!!
  帯の鈴  星ヶ山にて クリスマス
 これは、お着物で来られた方の クリスマスツリーをデザインした帯を見て、
 湯河原の甘味処 「味楽庵」の主人が 詠われたものです。

皆様 ありがとうございました。
ブログをご覧の皆様、来年はご一緒に!!

  


Posted by hosi at 19:00Comments(0)

清し子の夜

2007年12月04日

12月、
一年で一番ロマンチックな季節、クリスマス。
世界中の街角にはクリスマスイルミネーションで輝き
その幻想的な輝きを見ながら、隣で手をつないでいてくれる人が居ることに、
心を暖かくしているのは私だけでしょうか???

 12月直前、星ヶ山のオーナーと 定年間近の仲間たちが集まってイルミネーションの飾り付けをします。その姿は、サンタを助ける小人達のようです。そして、その夜からは、いつもは外灯とほのかな客室の明かりがほのぼのと灯る星ヶ山の園内も、とぼけたサンタのはしご乗り、スノーマン、山の中の巨大なツリー、話しかけてくるような、賢そうなサンタクロースやその仲間たちが、おとづれる客を迎えてくれます。


星ヶ山のイルミネーションは、ロックフェラーセンターや東京ミレナリオのような煌めく輝きはありませんが、山の静けさを邪魔しないように輝いています。天気の良い夜、都会にはない、星空のイルミネーションが加わります。。時々流れ星のように尾を引く線がみえるかも・・・
トナカイの引くそりが、クリスマスのプレゼントを運ぶ予行演習をしているのかもね。
ほのかな光を見ていると、心が何となく温かくなるそうです、
星ヶ山の光が貴方の心を暖かくしてくれますように・・・・
星ヶ山のイルミネーションの様子は 来てのお楽しみに!!
メリークリスマス。   


Posted by hosi at 12:38Comments(0)